先月末の参院選挙では、自民党は大敗北を喫しました。世論調査の通りでもあったので、今どきの調査はすごいと改めて思いました。選挙戦を通じて感じていたことは、当初年金の問題で強烈な反発を有権者の皆さんからいただきましたが、後半は随分変わってきたな、ということでした。しかし、それは、与党の政策や実績を認めていただいたからではなく、深い憤りに変わっていったのだということが今回の結果からわかりました。この結果は厳粛に受け止めなくてはいけないと思っています。
安倍総理は続投を表明しています。批判が多くある中で勇気ある決断だと思うし、大変難しい状況の中で、しかも敗戦の責任を負いながら政権運営をしていくのは今までの何倍も苦労なことだと思います。辞任も一つの選択ですが、続投を選ばれたわけですから、私は支えていきたいと思っています。
安倍総理は今後、国民に総理の考え方、行動の規範をしっかりと示すことがもっと必要ではないか、と私は考えます。
例えば、私を含む一回生の有志は、昨年末造反組の復党に対し反対をしました。結果としては復党しましたが、釈然としないものが残りました。また、造反落選組の二人が先日の参院選に立候補しました。一人は選挙区で無所属、自民推薦、もう一人は復党し比例選で自民公認。
まず、落選組でなぜ一人だけ復党できたのか?他の落選組の方々は復党できるのか?これも釈然としないものが残ります。
この"釈然としない"が曲者で、小泉前総理はこの曲者が介入しない明快な行動が国民の支持を受けたのではないか、と思います。
生まじめで熱意ある安倍総理はこの苦境を越えればきっと後に評価される仕事をするだろうと思います。ですから、多くの国民が共有することのできる、明快な行動規範、原則をしっかり打ち出してほしい、安倍内閣の信頼回復はそこにかかっている、私はそう思っています。
