一つは、有機物以外の廃棄物が多すぎるということです。土壌の得意分野は、有機物の分解です。最近はビニールなどを分解する微生物が発見されたなどの報道もなされてます。そのスピードも総量も全体から見ればわずかです。それに比べ、ビニール、プラスチックなど昔には存在しなかったゴミが大量に出るようになりました。これらは土壌向きの廃棄物ではありません。その上、最近では放射能という新たな廃棄物も登場してきています。これは土にも分解されず、何の処理方法もなく何万年も人間に害を及ぼしつづけるもので大変対応には困るものです。
二つには、有機物も量がけた違いに増えているということです。有機物のゴミもいまや増えすぎて、土壌で分解できる許容量をはるかに大きく超えてしまっています。循環の環がどこも同じぐらいの太さで回っているときは、うまい形で循環しますが、一部分極度に蝶が増えてしまうとやはりそこで糞詰まりを起こしてしまいます。同時に分解上である土壌の面積も減ってきています。需要と比べ供給がアンバランスになっている状態です。
その結果今は焼却という形をとらざるを得ません。焼却を行い体積を減らして、灰を埋めるという形です。そこからダイオキシンが出たり、有害物質が外部へ漏れたりということもあり、問題となっています。
私は整理して考えると、多くの環境問題というのは、この廃棄物の視点から見るとよく見えてくるような気がしています。土壌の分解作用というものをもう一度考えた有機廃棄物処理も考える必要があるのではないでしょうか?家庭家庭でのコンポスト化など可能性を探ってみたいと思います。
