なぜ、中東は石油がバカバカ出ているのに、工業的に発展しないのか。
その答えは、「水がないから」。
今石油を運ぶタンカーは行きに石油を積み、帰りには清水を積んで帰ってくるそうです。水は資源なのです。
身近なところで考えてみても、日本でも水はガソリンより値段が高いですね。ガソリンはリッター150円。水は0.5リッター150円。倍ほど違います。遠い中東から送られてきて、その上精製の工程までを必要とするガソリンなのに。
水は私たちの社会の中でいろいろな働きをしています。氷、水、水蒸気と温度によって姿を変えることも働きを大きくしています。栄養分を運んだり、ゴミを流してきれいにしたり、多くの微生物をはぐくんだり、熱の移動を行ったり・・・。
言ってみれば、人間における血液のようなものかもしれません。栄養分も運び、老廃物も運び、身体中の循環作用を支えているところなどがです。中東はこの循環が水がないためできなくて苦労しているのです。
私は日本が雨に恵まれ、水が豊富だということを大きな利点であると考えます。地下水を涵養するなどその大事な水を守ることには今まで以上に力を注ぐべきだと考えています。
