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(2008/04/10  今月の主張)

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 4月16日(水)、横浜市議の先生方6人とともに、横浜検疫所本所庁舎および長浜庁舎を視察しました。新型インフルエンザの対策として、港町・横浜の水際での防衛がいかにして行われているかを見せていただくためです。

 

横浜検疫所本所庁舎へ

 

 最初に、大桟橋付け根の横浜第二港湾合同庁舎内にある横浜検疫所本所庁舎へ。所長室へ通され、説明を受けました。
1.新型インフルエンザの可能性がある患者を乗せた船が寄港または帰港する際、着岸するのか、しないのか。
2.着岸する場合は、どの場所にするのか。また、着岸しても患者を船舶にそのままとどめるのか、収容施設に搬送するのか。
3.患者を搬送することになった場合、誰(もしくは、どの機関)が行うのか。
4.受け入れ施設はあるのか。
5.着岸しない場合は、患者を拘束する権限はどこにあるのか。また、拘束をするかしないかを誰(もしくは、どの機関)が判断するのか。
6.患者が少数ではなく、100人単位の大人数になった場合は、どうするのか。
 など、こちらからは活発に質問が飛び交いました。それに対して、検疫所側は曖昧な返答を繰り返すばかりで、実際には何も決まっていないということがわかりました。期間をきっちり決めて、市議の先生方と連絡を取りながら、早急に対策を検討していく必要があると感じました。

 

検疫艇に乗船

 

 所長室での質疑の後、検疫艇に乗せていただきました。定員15人の小さな船で、しっかり手摺りにつかまっていなければ、すぐにでも海に振り落とされそうで、乗り心地はとてもとても良いとは言えませんでした。検疫感染症に感染の疑いのある患者が船の中で発生した場合、その船を一旦ある場所へ留めておき、そこへ検疫官がその小さな検疫艇に乗って向かうのだそうです。場合によっては、その検疫艇で患者を搬送する可能性もあるそうです。患者が横になるスペースもほとんどないその検疫艇で、どのように患者を運ぶのだろうかと、甚だ不安になりました。

 

長浜庁舎へ

 

 その後、検査センターである長浜庁舎へ。こちらでは、実際の検査装備・設備などを見せていただきました。この施設は、持ち込まれた検体を検査することを主としており、検査室へ入るには何重ものセキュリティがかけられています。こちらでも、
1.一度に何人分の検査が可能か。
2.新型インフルエンザと判定されるには、どれぐらいの時間がかかるのか。
など、質問をさせていただきました。今回の視察は、この長浜庁舎の見学で終了となりました。
 今回の視察を通して、市議の先生方が新型インフルエンザに対し危機感を抱き、独自にとてもよく勉強を進められていることがわかり、非常に感心しました。それに比べ、現場のスタッフの方が非常に危機感が薄く、温度差を感じました。実際に起きることを想定して、いち早く対応を検討していただきたいと思います。起きてから何も動けない、では仕方がないのです。パンデミックを想定した訓練も取り入れていかねばならないと感じました。

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プロフィール さかい学

昭和40年9月4日生まれ44歳。
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